大人気のキャンプギアブランドHelinox(ヘリノックス)。今回はヘリノックスの「チェアツーホーム」と、専用のヘッドレストを紹介します。チェアツーホームはデザインがオシャレで使い勝手が良く、とても気に入っています。
- キャンプ用の椅子が欲しいけど、何が良いかわからない。
- ヘリノックスの椅子が気になっている。
- 自宅でもキャンプでも使えるオシャレな椅子が欲しい!
といった人に、特におすすめの記事となっています!自宅やデイキャンプで使用した様子や実際に使用して感じたメリット・デメリット、お手入れ方法などをお伝えします!
Helinox(ヘリノックス)とは
ヘリノックスは合金加工を得意とするDAC社が2009年に立ち上げた、アウトドアファニチャーのブランド。
アウトドアチェアやテーブル、コット等のギアは、高強度・軽さ・携帯性の3拍子揃った機能的な作りとなっています。
ヘリノックスには
- ホーム・デコ&ビーチ
- タクティカルサプライ
- ターグ
の3つのブランドが存在します。
ホーム・デコ&ビーチ
日常生活にも溶け込むデザインで、豊富なカラーバリエーションやラインナップから、用途や気分に合わせたギアを選ぶことが可能。
公式ホームページを見ると、オシャレなラインナップ。
今回私が購入したチェアツーホームは、このホーム・デコ&ビーチの製品です。
タクティカルサプライ
”タクティカル“とは「戦術的な」といった意味の言葉。
その言葉通り、ミリタリーなカラーや機能が備わったブランド。
デザインはシンプルなものが多く、カラーもブラックやコヨーテ(ベージュに近い色)が中心となっています。
私が普段使用している「タクティカルテーブルM」は、タクティカルサプライの製品です。
タクティカルテーブルMについての記事もありますので、是非ご覧ください!

ターグ
ターグはヘリノックスが手掛けるバックブランド。
私はターグの製品は持っていませんが、シンプルでカッコ良いデザインが多いので、いずれ購入したいなと思っています!
ちなみにターグは「Trial and Error Research Group」の略(TERG)で、新製品の探索と設計に専心しているチームだそう。
既に大人気のブランドですが、探求心があるからこそ人気が続いているのでしょうね。
ヘリノックスの魅力
私が感じているヘリノックスの魅力は以下の4つ。
- 頑丈
- 軽い
- コンパクト
- デザインがオシャレ
たとえばヘリノックスの「チェアホーム ミニ」は重さはわずか460gながら、耐荷重はなんと90㎏!
収納したら大きめのランタンと同じ程度の大きさで携帯性は抜群。
もちろんオシャレなデザインとなっています。
私が使用しているヘリノックス製品のチェアツーホーム、タクティカルテーブルMのコンパクトさを表現する為に、収納した状態でティッシュ箱と比べてみました。
ちなみに写真に写っている小さなバッグはヘッドレスト(枕)です。
ヘッドレストについても後ほどご紹介します。


チェアツーホームについて
チェアツーホームのスペック
組み立て後
- 重さ :1.2㎏
- サイズ:幅55cm×奥行65cm×高さ85cm
- 座面の高さ:34cm
- 耐荷重:145㎏
収納時
- 重さ :1.3㎏
- サイズ:幅15cm×奥行15cm×高さ46cm
重さ1.2㎏の軽さに対し耐荷重は145㎏と、とても頑丈な作り。
重さは収納バッグを合わせても1.3㎏で、収納するととてもコンパクトなので携帯性も抜群です。
組み立て方
収納されている状態がこちら。
収納バッグもオシャレなのは嬉しく、所有欲を満たしてくれますね。

中身はこちら。

一見フレームの本数が多いと感じますが、フレームはすべて繋がっているので、ただ広げるだけで組み上がります。
すべて繋がっていると、1本フレームだけフレームを無くしてしまって組み立てられない!というアクシデントが起きないので安心ですね。


フレームの組み立てが終わったら、シートの取り付け。
先に背もたれ側から取り付け、次に座面の先端を取り付けます。




シートの内側にはホーム・デコ&ビーチのオシャレなロゴが入っていています。

続いてヘッドレストを取り付けます。
ヘッドレストは別売りとなっていますが、お店で試した時に心地よかったので、私は迷わず購入しました。
ヘッドレストの外観はこちら。


ヘッドレストには2つの空気穴があり、空気を入れる&微調整する穴と、空気を抜く穴に分かれています。
空気を入れる穴を開くと、緑色のバルブが見えます。
このバルブを押すと空気が少しずつ抜けていくので、好みの固さに調整しましょう。



緑色のバルブを使い方の④のように押すと、微調整できます。

ヘッドレストは好みが分かれると思いますが、あるとよりリラックスできる気がするので、おススメです。
チェアツーホームのおすすめポイント
軽くて丈夫
1.2kgと片手で持てる軽さなのに、耐荷重145㎏と丈夫な点はかなりのおすすめポイント。
私は体重60kgなので問題ないですし、お子さんがいる方なら抱っこしながら座っても問題なさそうですね。
また、私は自宅でも使用しているのですが、掃除機をかける時に片手で持ち上げられるのは結構便利だと感じています。
携帯性
軽さに加えてコンパクトさも兼ね備えているので、携帯性は抜群。
大きめのバッグであれば、テーブルとチェアを両方入れても余裕で持ち運べます。
オシャレなデザイン
ヘリノックスのホーム・デコ&ビーチには「リビングからキャンプ場までシーンを選ばず、その日の気分や用途でシームレスに使い分けることができます。」と書かれている通り、どこで使用してもしっくりくるデザイン。
私も自宅とキャンプの兼用としていますが、よく馴染んでいます。
カスタムできる
チェアのフレームに固定できるカップホルダーや、チェアをロッキングチェアにカスタム出来るロッキングフット、更にはチェアに自分の名前を取り付けられるネームタグなど、ユニークな製品が用意されています。
ネームタグはカラーが6種類あるので、自分の椅子に合わせた色を選べます。
また、自宅でロッキングチェアにした際に、床を傷つけない為のプロテクションまで。
ユニークな上に使い勝手も良いカスタム製品です。
ロッキングフットはチェアの種類別に販売されているようなので、お間違いなく。
キャンプで使用した様子

自宅で使用した様子
自宅では毎日使用しています。
ブログを書く時も食事をする時も、お気に入りのキャンプギアに囲まれていると、気分が満たされる気がしています。
ちなみに調理をする時はプリムスのバーナーとクッカーや、ユニフレームのシェラカップを使っているので、家でも毎日キャンプ気分です(笑)



お手入れ方法
ヘリノックスの国内正規販売代理店であるモンベルのホームページに、お手入れ方法と保管方法について書かれていましたので引用します。
〇使用後は汚れ、水分をふき取り陰干しし、完全に乾かしてから日のあたらない風通しの良い場所で保管してください。汚れたまま、あるいは濡れたまま長時間放置すると色移りやカビが発生する可能性があり、また生地も劣化しやすくなります。
〇布地の汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤をつけた布を軽く絞り表面を拭いてください。
〇直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管してください。
〇火のそばや暖房器具のそばなどの高温になる所に置かないでください。
注意点
強風に弱い
ヘリノックス製品の長所である「軽さ」。
軽いがゆえの欠点が強風に弱いところです。
こればかりは仕方ないですね。
特にチェアツーホーム等のハイバックタイプ(背もたれが長い)は、人が座っていない時に風を正面から受けると簡単に倒れてしまいます。
私はトイレなどで離れる際にはブランケットや荷物を置いて飛ばされないようにしていました。
ヘリノックスの公式サイトをチェックすると「チェアアンカー」なるものが発売されていました。
椅子が飛ばされないようにするためのペグのようです。
私はまだ使ってはいないのですが、購入して風が強い日のキャンプで試したらレビューします。
やわらかい場所だと脚が沈む
チェアツーホームの脚の形状的に、砂浜ややわらかい場所では沈みやすくなっています。
また、室内でもやわらかい床や畳では、跡が残ってしまいがち。
ただ、これらの欠点に対しても、別売りのアクセサリーで対処が可能。
シートの下に敷くグラウンドシートや、椅子の脚の先端に取り付けるボールフィートというアクセサリーが販売されています。
また、「タタミフット」という、和室でも跡が残りにくく安定するアクセサリーも開発されていました!
和室でヘリノックスの椅子に座るのも、なんだか乙な気がしますね。
そしてタタミフットというネーミングセンスも素晴らしいですね(笑)
ただしこのタタミフット、チェアワンシリーズ(コンフォートチェア&タクティカルチェア)専用商品だそうですので、ご自身が購入する椅子にあっているかのご確認をお忘れなく。
寒さに弱い
こちらも椅子の欠点。
ヘリノックスのみならず、アウトドア用の椅子ではお尻がスースーしがちですよね。
しかし、さすがヘリノックス。
シートウォーマーなるものが発売されております。
ただし、こちらもチェアワンシリーズ専用のみの様子。
チェアツーホーム対応のシートウォーマーの販売を願うばかりです。
ヘリノックスの椅子とテーブル、おススメです!
いかがでしたか?
使い勝手が良くデザイン性も高いヘリノックスのギア。
私はチェアツーホームを選びましたが、ご自身の用途や好みに合わせて選ぶのも楽しそうですね!
また、アクセサリーで自分好みにカスタマイズしていく楽しみ方もあります。
私も少しずつカスタムして楽しもうと思っているので、その様子もいずれレビューします。
ご自身のお気に入りのチェアを見つけて、楽しいキャンプ時間を満喫しましょう!
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