ソロキャンプの焚き火台、どんなものを選んだら良いか迷ったことはありませんか?あまり大きすぎても荷物になるし、小さすぎたら雰囲気が出なさそう…。そんな人におすすめなのが、DODの『ぷちもえファイヤー』。サイズと重さは片手で持てる程度、設営は楽チンでソロキャンプにピッタリの焚き火台です!今回は実際に使ってみて感じたぷちもえファイヤーのおすすめポイントと、少しだけ気になる点をお伝えしていきます!
DOD『ぷちもえファイヤー』のスペック

サイズ(使用時) :横220×奥行75×高さ165㎜
サイズ(収納時) :横260×奥行80×高さ140㎜
重量 :約1.2kg
材質
・本体 :ステンレス
・テーブル :スチール
静止耐荷重 :10kg
DODは「クレイジーなアウトドアブランド」と自ら名乗る通り、個性的なキャンプギアを販売するブランド。
その個性から、ブランドのファンとなっている人は少なくないのではないでしょうか。
そんなDODから発売されている焚き火台『ぷちもえファイヤー』が、今回ご紹介する焚き火台。
名前からして、個性的な焚き火台ですね!
ぷちもえファイヤーには、本体のほかにロストルと網、本体を置く台、キャリーバッグが付いてきます。
コンパクトでソロキャンプにピッタリ! DOD『ぷちもえファイヤー』のおすすめポイント
ぷちもえファイヤーのおすすめポイント【1】コンパクトで持ち運びやすい

ぷちもえファイヤーのおすすめポイントの1つ目は、コンパクトなサイズです。
公式サイトでは国語辞書サイズと表現されています。
国語辞書以外であれば、単行本の小説とも似たようなサイズです。
ぷちもえファイヤーはコンパクトなだけでなく、重量が約1.2kgと軽量。
サイズ・重さともに片手で持てる程度なので、どこへでも気軽に持ち出せる焚き火台です!
ぷちもえファイヤーのおすすめポイント【2】付属のキャリーバックの使い勝手が良い

ぷちもえファイヤーのおすすめポイントの2つ目は、キャリーバッグの使い勝手の良さです。
ぷちもえファイヤーを収納するときには、キャリーバックの入り口をくるくると巻きつけるようにし、最後に横のバックルをカチッと止めれば完了。
密閉度が高いキャリーバッグなので、使用後に本体内部に残った灰が外へ出づらく、周りが汚れづらくなっています。
また、バックルを活用すれば、バックパックに取り付けることが可能。

そのため、ぷちもえファイヤーは、ツーリングやバックパックでのキャンプにも持っていきやすい焚き火台です!
ぷちもえファイヤーのおすすめポイント【3】付属の網で簡単な料理ができる

ぷちもえファイヤーのおすすめポイントの3つ目は、小型の網が付属していること。
この網を利用すれば、小型の鍋やフライパン、シェラカップやマグカップなどを乗せて、簡単な調理を楽しめるようになっています!
ぷちもえファイヤーは、DODから発売されている『めちゃもえファイヤー』の小型バージョン。
めちゃもえファイヤーには、料理用の網が付いていなかったので、嬉しい改良ですね!
めちゃもえファイヤーは、数名のグループでも楽しめるサイズ感の焚き火台なので、楽しみたいスタイルに合わせて選んでみてください。
DOD『ぷちもえファイヤー』を使ってみた! 二次燃焼の炎で本格的な焚き火を楽しめる
セッティングが簡単で使い勝手は◎

ぷちもえファイヤーのセッティングはとても簡単で、本体の中にロストルを入れ、スチール製のテーブルの上に乗せれば準備完了!
薪を入れて着火すれば、すぐに焚き火を楽しめます!
設営が簡単で、ちょっとした空き時間に焚き火を始められるので、仕事のあとに焚き火を眺めながらお茶を飲む…といった時間を満喫しています。
二次燃焼構造で火力もバッチリ!

二次燃焼
一次燃焼で燃え切らなかった可燃性ガス(煙)に、高温の空気を吹き付けて再度燃焼させる仕組み。そのため煙が少なく、燃焼効率が高くなります。
ぷちもえファイヤーの本体下部の穴から取り入れられた空気は、焚き火台の壁面で温められます。
温められた空気が本体上部で可燃性ガスに吹き付けられることで、二次燃焼が起きるといった仕組み。
本体上部から噴き出すように見える二次燃焼の炎はキレイで迫力があり、眺めているだけで癒されます。
ぷちもえファイヤーの本体はコンパクトですが、二次燃焼により燃焼効率が高く、薪がしっかりと燃えてくれます。
そのため、サイズの割に火力は高め。
お湯を沸かしたりお肉を焼いたりするのにもあまり時間はかからず、寒い時期には1~2人であれば暖を取ることもできます。
また、二次燃焼方式により煙が少ないため、煙がまとわりついて息苦しくなるということが少なく、快適に過ごせるのも嬉しいポイント。
さらに、ぷちもえファイヤーの高い燃焼効率のおかげで、薪の燃え残りが少なく、ほとんどがキレイな灰になります。

そのため、焚き火のあとの処理がとても楽に済みます!
ちなみに、燃料が薪ではなく、拾ってきた小枝でもしっかりと燃えてくれますよ。
ぷちもえファイヤーでの料理は、鍋のサイズに注意が必要

すでにお伝えしましたが、ぷちもえファイヤーに付属する網を使えば、簡単な料理ができます。
私が愛用しているプリムスの『ライテックトレックケトル&パン』は、直径が11cmで、ぷちもえファイヤーの網にピッタリでした!
試しに、直径15cmのスキレットも乗せてみました。

網の上には乗りますがはみ出してしまうため、スキレット全体を効率よく温めるのには向きません。
そのため、ぷちもえファイヤーでの料理には、ソロキャンプ用の小型の調理器具を使用することをおすすめします!
購入前に要確認! DODの焚き火台『ぷちもえファイヤー』の気になる点
ぷちもえファイヤーの気になる点【1】薪のサイズと量には注意が必要!

持ち運びやすいコンパクトなサイズが魅力のぷちもえファイヤー。
ただ、そのコンパクトさゆえの弱点は、大きな薪が入らないことです。

長さが30cmほどで太めの薪は、大幅はみ出てしまうので、細めの薪を用意しておくことをおすすめします!
また、太い薪を使用できないことに加えて、燃焼効率が高いため、薪の消費スピードはかなり速いです。
上の写真の薪の量では10分も持たずに燃焼してしまうので、薪や小枝は余裕をもって用意をしておきましょう。
ぷちもえファイヤーの気になる点【2】燃えている最中の薪が地面に落ちやすい

小さめの薪を用意しても、薪が長い場合はぷちもえファイヤーの本体からはみ出してしまいます。
そのため、燃えている最中の薪が地面に落ちることも。
ぷちもえファイヤーを使うときには、地面の保護や、周りの草木に燃え移らないように注意をしましょう。
ぷちもえファイヤーの気になる点【3】奥行が狭く不安定

ぷちもえファイヤーは奥行が狭く、地面に接している面積が小さいので、凹凸のある地面では不安定になりがち。
特に、石が多い河原や山の斜面など、傾斜がつきやすい場所では要注意です。
また、上に乗せる調理器具が大きいと、揺れたときにその反動で倒れてしまう可能性も。
ぷちもえファイヤーをセッティングするときには、小石などを除いて、できるだけ平らにしてから着火をするよう心掛けましょう。
お財布にも優しいDODの焚き火台『ぷちもえファイヤー』で、焚き火を楽しもう!

今回は、DODの焚き火台『ぷちもえファイヤー』をご紹介しました。
コンパクトで使い勝手が良いぷちもえファイヤー。
これだけ使い勝手が良くても、1万円を切る価格でお財布にも優しいです。
これからソロキャンプ用の焚き火台を購入する人にも、2台目の焚き火台を検討している人にもおすすめできます。
DODのぷちもえファイヤーで、焚き火を存分に楽しみましょう!
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